★真夏の異世界体験&魔法特典あり/舞台:寺山修司原作『大山デブコの犯罪』に出演★
みなさま、この暑すぎる夏、いかがお過ごしでしょうか?(>。<)
魔法つかいより、舞台出演のお知らせです。
この夏は毎日娘にかき氷を買っていることだけが、夏らしい夏でした。
というのも、ほぼ毎日舞台の稽古だったから^^
8月21日(火)~8月26日(日)
B機関第参回公演
『大山デブコの犯罪』
作◎寺山修司 演出◎点滅
良いものにしか人を誘いたくないので、本気で来て!!と強めには書かないことが多いのですが、
ようやく通し稽古などを経て舞台の全貌が見えてきたので、全力でお誘いです。
快楽/困惑/驚き/喜び/共感/後悔/発見/不安/覚醒/そして希望
人それぞれ、どんな人生を生きてきたかによって、まったく違う見方をするであろう舞台。
あなたを映し出す鏡に、何が映るのか?
ぜひ劇場でお確かめください。本気でオススメです!
(ホラーではありませんのでご安心ください^^)
あと、魔法つかいが手品師役を演じるレアな機会ですよ!
手品師が魔法使いを演じることはありそうですけど、逆はなかなかないでしょ。笑
そして、日によってはお席が残りわずかとなっております。完売の日もあるようですので、希望日が決まっている場合にはお早めにどうぞ~。
ご予約は下記のKOJI専用フォームからお願いします。
KOJI専用フォームからご予約いただいた方にはちょっとした魔法ポイントカードをプレゼントいたします^^
*魔法ポイントカードについては一番下に記載してあります ↓
******以下詳細******
B機関第参回公演
『大山デブコの犯罪』
作◎寺山修司 演出◎点滅
●日時
2018年8月
21日[火]19:00
22日[水]14:00★/19:00
23日[木]14:00★/19:00
24日[金]19:00
25日[土]14:00/19:00
26日[日]13:00/17:30
★終演後、出演者・関係者によるアフタートークあり
◯22日 14:00 =出演/葛たか喜代(俳優)・野村直子(美術家)・点滅(B機関主宰・舞踏家)・司会/高田那由太(俳優)
◯23日 14:00 =出演/成田浬(俳優)・野村直子(美術家)・点滅(B機関主宰・舞踏家)・司会/高田那由太(俳優)
※開場は30分前・当日券等受付開始は60分前
●会場
ザムザ阿佐谷
東京都杉並区阿佐谷北2─12─21ラピュタビルB1F
交通/阿佐ヶ谷駅(JR中央線・総武線)北口下車徒歩4分
(土・日 は中央線は阿佐ヶ谷駅に停まりません)
●料金
3900円(予約)・4400円(当日)〈全席自由〉
●予約・問合せ
080-4080-8736ティアプロダクション(平日12:00~18:00)
※公演期間中は土日もつながりますが、開場中は出られない場合もございます。予めご了承ください。
bkikan777@gmail.com
● ダイレクト予約フォーム(KOJI扱い専用URL)
https://www.quartet-online.net/ticket/bkikan3?m=0ifabff
CAST
近童弐吉・葛たか喜代・高田那由太・成田浬・中村天誅・辻真梨乃・笹野茂之・柚木成美・岬花音菜・鈴木千晴・原島正喜・魔法つかいKOJI・田代哲也・渡部みか・高橋芙実・強口真裕佳・点滅
STAFF
舞台美術・オブジェ/野村直子 音楽/落合敏行 衣装/武田久美子 舞台監督/ はじり孝奈 音響/飯塚ひとみ 照明/山﨑佳代 ヘアメイク/石原桃子 ボディメイク/吉澤舞子 宣伝写真・コラージュ・宣伝動画/宮原夢画 演出助手/森田結以子 美術助手/笹野茂之・塚原希代 衣装助手/作田穂津美・服部くみ・山田恵愛 メイク助手/森マユミ・権田政剛 宣伝美術/matt’s work 制作/イビケイコ(TiA Production) 協力/新宿梁山泊・開座・カワサキアリス・(有)ウレタンを工夫工房・松好那名・山羽真実子・加藤みのり・桶谷憲司
B機関
◉2016年舞踏家点滅により結成された演劇ユニット。舞踏的技法を用いた演出で、新たな演劇の在り方を目指す temmetsu.link/b-kikan/
******!お待ちしております!******
KOJI経由でご予約いただいた方には、魔法ポイントカードを差し上げます☆
今後魔法イベントやトークショーなどを開催する時にも時々配る予定です。
このポイントカードを3枚ゲットすると、魔法つかいをプライベートで無料で呼ぶことができます。
子供に魔法を見せたい!友人たちと飲む時に魔法つかいにも来て欲しい!大切な人のバースデーに魔法を!
などなど、営利目的でなければ人数にかかわらずなんでもOKです^^
観劇後に声をかけていただければそこでもお渡し可能ですが、劇場で直接お渡しできない場合には
メールにてご連絡を差し上げますのでご安心ください。
では、魔法つかいが生まれ育った街、阿佐ヶ谷でお会いしましょう☆
魔法つかい
魔法つかいの原点。なぜ『マジシャン』ではなく『魔法つかい』なのか!?
魔法の瞬間。それはすべての人が「ただの人」になる瞬間。人種・宗教・国籍・性別・肩書きなどあらゆる壁が溶けてしまい、その場を笑顔で共有できる。魔法を通して、そうあってほしい世の中が見えてくる。
魔法つかいになりたいと思った日
4歳か5歳のころアメリカに住んでいた時のことです。
ある夕方、屋外でディズニー映画『ファンタジア』を見るイベントが催されていました。日本とは違っていろいろな人種、宗教、国籍を持った人が集まっていたせいか、人々が自然にそれぞれのグループごとに固まっていくつもの壁ができていました。
決して険悪な雰囲気ではないけれど、なんとなく他のグループとは必要以上に近づかないようにしている。そして子どもがあまり離れないように気を配っていました。
大人になり、自分にも子供ができた今考えると、ある意味リスク回避のためには当たり前のこと。しかし、当時のぼくは大人の事情などこれっぽっちもわからない子どもなので、その状況に違和感を感じて妙な不快感を抱きました。
大人たちが創り出している見えない壁。どこにも線なんてないのに、なぜかハッキリと存在する境界線。そんな存在がとにかく嫌だったという記憶があるのです。
魔法の瞬間
しかし、その思いが解消される出来事が起こりました。
映画の中でミッキーが魔法をつかうシーンが映し出されると、いたるところで子どもたちが「魔法つかいごっこ」を始めたのです。言葉はわかりませんでしたが、全身から溢れる子どもたち特有の言語で一目瞭然でした。「ぼくが魔法をかけたら君は勝手に踊りだしちゃうんだよ!」「ぼくが魔法をかけたら。。。」魔法に興奮した子どもたちの魔法ごっこに壁はありませんでした。次第に子どもたちの笑顔が入り乱れました。
その様子を見ていた大人たちは、「どうやら今日は大丈夫そうね」と安心したのか、会場の中にたくさん存在していた境界が溶けるように消えていったのです。
そのとき、「魔法を見ると、大人も子どももみんなひとつになっちゃうんだ、スゴい!」そう思ったのが今の自分のルーツです。それが人生で初めて「魔法」を体感した瞬間です。
「映画の中でどんな魔法が起こったか」ということよりも、「魔法の後にその場がひとつになってしまったこと」こそが本当の魔法に思えました。
当時はマジシャンという職業なんて知りませんので、マジシャンになりたいなんていう思いは頭の片隅にもありませんでした。たったひとつの小さな魔法が使えるだけでも良いので、ほんものの魔法つかいになりたいと本気で思ったのです。
その後、日本に帰国してからはピアノを極めたら魔法つかいになれるかな?バスケを極めたらマジック・ジョンソンやマイケル・ジョーダンみたいな魔法つかいになれるかな?空手を極めて波動拳が出るようになったら魔法つかいになれるかな?ハンドボールなら、、、インラインスケートなら、、、と、色々なことを試しては諦め、「飽きっぽい人代表」みたいなレッテルを貼られる時期を過ごします。
そして、高校1年生の時に出会ったのがマジックでした。身体に電気が走りました。
「これだ。これこそ魔法つかいと名乗るのにふさわしい職業だ!」
魔法つかいと名乗るためにやっと見つけた手段こそ、マジックだったのです。
そんなわけで、今の自分がマジックをやめて料理の道に精進するとしても、やっぱり「魔法つかい」と名乗ることには変わりありません。
指先でやっていることはマジックだろう?そんなことはどうでもいいんです。
魔法の瞬間、その場にいる人の心の壁が溶けてしまい、みんなが「ただの人になる」
僕にとっての魔法とは、指先で起きる小さな現象ではなく、その先にある心の変化、空気の変化。
だから、どんな職業であれ、トップにいる人たちはみんな魔法つかいだと思っています。
魔法つかい
『魔法通貨』による価値の交換 vol.3 【 魔法 × 娘と一緒に楽しいBBQ体験 】
魔法通貨によるお金を介さない価値交換プロジェクト。
3回目のレポートは、公務員 → お笑い芸人 → 舞台役者 →営業マンという多彩な経歴をお持ちの友人、福岡誠さんとの価値交換☆
今回は魔法の先払いでも後払いでもなく、その場で交換する会となりました。
***** サクッと魔法通貨の概要 *****
<< 魔法通貨 >>
お金ではなく魔法を通貨として支払い、直接相手の持っている価値(モノやサービス)と交換すること
<< 条件 >>
①FBなどでの直接の友人限定(価値の交換は信用の上に成り立つため)
②魔法を見て喜ぶ第三者が存在すること。旧来の二者の間だけで完結してしまう交換ではなく、笑顔の連鎖が外に拡がる新時代の「等価交換+」への進化
<< 目的 >>
便利な道具であるはずの「お金」に必要以上に囚われすぎている世の中において、原始的な物々交換の現代版として価値の直接交換(プラスα)を実験してレポートするプロジェクト。
最終的に全ての人が持っているはずの「価値」の再考と発見、「お金」本来の機能と役割の再定義を見込んでいます。
*************************
【 魔法通貨で価値を交換した相手 】
福岡誠さん:
愛媛県松山市で9年間市役所に勤務し、退職後上京してお笑い芸人、役者を経て、現在営業マンをしている2児の父。
【 福岡さんが魔法を見せたかったのは?? 】
今回は「家族と一緒に魔法を見たいので、娘さんにBBQ体験は如何ですか?」という問い合わせをいただき、企画がスタートしました。
その後、「娘の友達も呼んでもいいですか?」「友達の友達も魔法を見たいようなんですが、、、」という感じで膨らんでいき、気づけば総勢25名の楽しい魔法BBQパーティとなりました^0^
こうして後から見てみると、まあまあしっかりしたショーですね。多摩川河川敷で、一際異彩を放っていたグループ(笑)
娘も朝から「魔法のお手伝いしてあげるね♪」と張り切っていました。
子どもたちに負けない勢いのパパたち。
さすが、福岡さんの周りには大人になってもまるで子どもみたいな笑顔をできる人が多い!ステキな環境だなぁ。
あ、仕事じゃないので魔法つかいもビールを飲みながら。(娘は飲んでません!)
さて、体制が整ったところで、いよいよ25分の魔法のショーがはじまりました〜
真剣!
肌で感じてもらいます^^
超至近距離☆
魔法は遠くで眺めるものではなくて、日常の中で体感してもらってこそ、ココロに残るもの。
素敵なお手紙もいただきました☆ありがとう。
【 魔法と交換した価値は??】
今回はものすごくシンプルでわかりやすい価値交換でした^^
集まったみなさまに魔法を披露して楽しんでいただき、その対価として娘に美味しいBBQ体験、そしてたくさんの子どもたちと遊ぶ貴重な時間を頂戴してまいりました。
まず、ふつうに魔法つかいが楽しめそう☆
ぼくの大好きな昼からビール。
ん?
ん?
え!?
なぜかドンペリが(笑)
参加者の中にいたとある経営者の方がカバンからすっと取り出したのです。魔法つかいかよっ!(笑)
とりあえず、パパ魔法つかいが楽しい。
BBQなのに、ずいぶん地味目の鍋。
ん?
ちょっ!
香りが、、、
え!?
大量に投入されているのは椎茸じゃなくて松茸じゃないですか!
とりあえず、パパ魔法つかいのテンションが上がります。
もちろん、肉も焼き、美味しいチーズフォンデュなんかもしちゃったり。
既に娘も大喜び。
そこで追い討ちをかけるように焼きマシュマロのチョコレート乗せ。娘、さんざん食べてから、「明日ごはんいらないから、明日の分も食べたい、、、」とのこと(笑)
さて、そこから遊びのスタート☆
最初は初対面の子たちに囲まれて少し萎縮していましたが、食事と魔法を経て少しずつ仲良くなり、たくさんのお友だちができました^^
遊んでくれたみなさま、ありがとうございました😊
娘も大喜びの素敵な1日になったのでした。
福岡さん、みなさま、ありがとうございました!そしてご馳走様でした(╹◡╹)
福岡さんさんの経歴やお人柄もあって、参加されたご友人たちの職業も多岐にわたっていて楽しかったです。劇団四季の舞台で観たことあったかもしれない方もいたりして。
大人同士の繋がりも生まれ、感謝です(╹◡╹)
【 今回の発見と感想 】
3回目の魔法通貨プロジェクト。
まず、これは過去の二回とも共通するのですが、大きなメリットが見えてきました。
プロとしての活動が長くなると、「プロだからなー、気軽に見せてって言いづらいし、、、かといって呼ぶとしたらいくら払ったら失礼にならないのかわからないし。。。」
そんな理由から、知り合ってもなかなかちゃんと魔法を披露する機会って無くなってくるものなんです。
そんなとき、『お金』ではなくお互いの『価値』を交換する魔法通貨という切り口は色々なハードルを下げる役割を果たしてくれるようです。
これはとても大きなことです。近い人たちほど、魔法をちゃんと見ていない。そんなの、残念じゃないですか。
プロだから安売りするな!という人もいるかもしれませんが、明日死ぬかもしれないのに、お金をもらって知らない人たちにはたくさん見せるのに、大切な人たちに魔法を見せて喜んでもらう機会が無いなんて、残念すぎます。
だったら、お金以外のものを貰えば良いのです(╹◡╹)
モノだったり、体験だったり、情報だったり、とにかく自分が持っていないものは全て価値になり得るのですから。
価値を交換するのなら、安売りなんかではありません。『価値=お金』という価値観から抜け出すと、自分の周りのすべての人が何らかの『価値』を持っていることが見えてきます。自分ではそれが『価値』だと思っていない方が多いようにかんじますが^^
さて、今回は過去の2回と違って直接その場で魔法と対価の交換が発生したので、ある意味一番「物々交換」に近いカタチとなりました。
やっぱりその場で交換するというのは、お互いの提供する価値がその時空間に凝縮された形で表出するのでわかりやすくて気持ち良いですね。
ぼく自身もめちゃくちゃ楽しんでしまいましたが、娘にとっての貴重な時間、貴重な体験になったのがとても嬉しいです。
自分で色々なものを楽しむことはできますが、子どもに与える環境は自分だけの力では限界があります。素敵な仲間たちの協力あればこその環境、昔からそうですが、これからの時代にはとても大切なことだと思います。
娘には日々色々な価値観の人に触れさせるようにしていますが、この日もまた新しい刺激をたっぷりと吸収して楽しんでいたようです。
帰り道、遊びすぎてクタクタの娘が言いました。
「パパさ、お金払った?」
めちゃくちゃいい質問じゃないですか。
「魔法で払ったよ(╹◡╹)」
「え?魔法で?じゃあお絵かきでも払える?」
「みんなが喜んでくれればね!」
「たくさん練習したら、よろこんでもらえるかな?」
「きっとね」
そんな会話をしてたら、ぐっすり眠ってしまい、スーツケースを引きずりながら娘を抱っこして帰る羽目になった1日。
最高でした!
あらためて、貴重な体験をさせてくださった福岡さん、魔法のBBQに参加してくださったみなさま、ありがとうございました!
福岡誠:
愛媛県松山市で9年間市役所に勤務し、退職後上京してお笑い芸人、役者を経て、現在営業マンをしている2児の父。